前歯や金属の詰め物が気になり、口元がコンプレックスとなり、 口を開ける時に手で隠すという方も少なくありません。 綺麗な口元を手に入れることで自信を持って笑えるようになり、笑顔が増えます。 人の印象は見た目で決まったりします。笑顔の半分は口元で変わってきます。歯のイメージが変わるだけで第一印象は大きく変わります。

セラミックの表面はつるつるとしており、天然歯とほとんど変わらないなめらかさで、汚れがつきにくいのが特徴です。ただし、歯の隙間などに汚れが溜まった状態だと虫歯になりますので、ブラッシングは天然歯と変わらず丁寧に行なって下さい。

セラミックは、銀歯よりも長持ちします。接着で使用するセメントも、お口の中に溶け出さないレジンセメントを使用し、プラスティックのような変色や着色もしにくいです。 陶器の器に料理や飲み物の着色が付きにくいように、セラミックは着色の心配もありません。

銀歯が原因で金属アレルギーを引き起こすことがあります。 金属は水につけていたら錆びてきます。銀歯などは、お口の中の唾液によって金属が劣化し錆びてきます。銀歯から金属イオンが流出して、身体に蓄積されていきます。
金属アレルギーは、アクセサリーの金属を身に付けて肌に異変が起こるものとイメージされますが、お口の中の銀歯もアレルギーの原因のひとつなのです。

セラミックは、白い陶製の材料です。そのため、瞬間的な強い力がかかったとき、陶器のように割れてしまうことがあります。大きな力がかかることが分かっている奥歯には、ジルコニアなどの硬度の高い材料を選ぶことが大切です。

セラミック治療には、健康保険が適用されません。そのため、保険診療と比べると費用が高額になります。あってはならないことですが、自費診療と知らされずに治療を終え、金額を見て驚いた、というケースもあるようです。